配当
オーナー(株主)と会社の利益について
もう少し詳しく説明します。
配当とは で「利益が出れば配当を受け取れる」と説明しました。
つまり
会社の稼いだ利益は全部オーナーである株主のものということなのです。
しかし、「会社の利益は株主のもの!」と言われても、
「会社は一生懸命働いている社員や社長のものじゃないの?!」
「知恵を絞って、汗水たらして働いている社員や社長の立場は?」
と怒る人もいるかもしれません。
その社員や社長の給料は会社の経費ですよね。
会社が稼いだ収入から、社員や社長の給料などの経費を差し引いて、さらに税金を引いて、残ったものが利益になります。
そして、この利益は株を買うことで事業資金を投資したオーナーのものというこよになります。
では、会社の利益は株主に分配されるのかと言うと、なかなかそうは行きません。
実際は、
利益の7〜9割は翌年以降さらに利益を稼ぐための事業資金に回されます。
例えば、製品を作るための機械を購入したり(設備投資)、
出展するための土地や建物を購入したりするのに使われます。
株主にもいろいろな考え方がありますから、
中には「利益は全額配当して!」ろいう人もいます。
そういう場合は、株数による多数決をとり全額配当ということもあります。
しかし、会社が今年の利益を有効利用することで、
翌年さらに利益を稼いでくれるなら、オーナーにとっていい場合もあります。
このようにして配当されず会社内に蓄えられる利益を「内部保留」と言います。
これは、会社が株主から預かっているものなので、もし会社が解散するようなことがあれば、株主に返還されることになります。