株を選ぶ際に必ずチェックしなければいけないのが、「会社四季報」や「ダイヤモンド株データブック」などで読むことができる
業績データです。
業績データからは、
売上や利益が順調に増えているかなどの、業績の流れを読み取ることが重要です。
業績データは「業績」と書かれた数値を読み取っていきます。

(Cの部分が「業績」です。)
この例では、上から
02.12(2002年12月期)
03.12(2003年12月期)
04.12(2004年12月期)
05.12(2005年12月期)
の業績が書かれています。
2002年12月期というのは、2002年1月から2002年12月末までの1年間の業績ということです。
この会社のように、12月に帳簿を締めて集計する決算を12月決算といいます。何月決算であるかは会社によって異なります。
この例では「02.12」「03.12」「04.12」「05.12」の数値はすでに終了した過去の実績です。
「06.12(予)」「07.12(予)」の数値はこれからの予想です。
各年度の業績については、売上高、営業利益、経常利益、利益などのデータが示されています。
まず
売上高は、会社が商品を売ったり、サービスを提供したりして得た収入の合計です。
営業利益は、本業から得られた利益です。売上高じゃら本業にかかった経費を差し引いて計算します。
経常利益は、本業を含めて普段行っている活動から得られた利益のことです。営業利益に本業以外に普段行っている活動の損益を加減して求めます。本業以外に普段行っている活動とは、お金を借りたり預金したりというような財務活動です。
利益(当期利益・純利益とも言うとは税引き後利益のことで、経常利益から特別損益(一時的な利益や損失)を加減し、さらに税金を差し引いて最終的に残った利益のことです。
売上から経費などのもろもろの損益を差し引いて、残ったものがその会社の利益です。
会社の利益は株主のものです。
そこで利益を発行済み株式数で割って、1株あたりの利益がいくらかを計算したものを
1株益といいます。利益と株価を比べて、その株がお買い得かどうかを判断するのにとても役立ちます。
業績データの一番右側にあるのが1株配と言って、1株あたりの配当の額です。1株配が40円の場合、1株持っていれば40円が、100株持っていれば4000円が受け取れたということです。
なお、会社四季報などでは「連」「単」「中」などのマークが付いていることがあります。
「連」は連結決算、「単」は単独決算、「中」は中間決算のことです。
連結決算とは、子会社などのグループ会社の業績を、保有株比率などに応じて加えた決算のことです。
それに対して「単」というのは、その会社独自の決算のことです。
現在は、子会社などが会社の一部門のような働きをすることが多いため、連結決算の方が実態を表すものと考えられています。
連結と単独決算の両方を発表している会社の場合は、
連結決算を見るようにしましょう。
「中」は中間決算のことです。中間決算とは、半年分の決算であり、1年のうち半分を経過して中間報告的な決算のことです。12月決算企業の場合6月が、3月決算企業の場合9月が中間決算期になります。
業績データの欄をざっと見て
*売上や経常利益(または営業利益)が安定しているか
*売上や経常利益(または営業利益)が上昇傾向にあるか
をチェックします。
最終的には利益が大切ですが、利益を出すためには売上がしっかりないとダメです。ですから業績の流れを見る上で、利益(経常利益)とともに売上をしっかりチェックしましょう。