株の売買で難しいのは売る時ですよね?
「買った株の株価が上昇したのに、もっと上がるかも・・・と待っていたら下落してしてしまった」
「買った直後に株価が下がってしまい、売るに売れなくなって持ち続けたら、結局買った値段の半分以下になってしまった。」
などの経験は、多くの投資家が経験していると思います。
株を売るタイミングは、
@株価が目標に達した時
A株を買った時の思惑が外れた時
です。
「株価が目標に達して株を売る」というのが、一番の理想です。
例えば、年20%くらいのペースで利益を伸ばしている会社があって、この成長ペースがしばらく続きそうだったとします。
この会社の1株益が8000円、株価が10万円だったとします。
成長株 PER を振り返ってみましょう。
「20%くらいの成長率ならPERは20〜40倍で動くのが標準的。PER20倍以下なら割安、40倍以上なら割高と判断する」でしたよね。
この考え方だと、この会社の妥当なPERは20〜40倍程度だと見ることができます。
PER×1株利益で予想株価が算出できるので、
PERが20倍なら、20(PER)×8000円(1株益)=16万円
40(PER)×8000円(1株益)=32万円
で、「16〜32万円で株価が推移するのが妥当」だと考えます。
現在の株価が10万円ですので、明らかに割安、20万円程度になってもいいハズ・・・と判断できます。
そこで株価の目標を20万円として株を買ったとしましょう。
この場合、実際に株価が目標の20万円に達した時が「売り時」です。
このタイミングで株を売るのは簡単だと思います。
売るタイミングとして難しいのが
「買った時の思惑が外れた時」です。
株を買う時には誰もが、業績の良さ、割安さ、チャートの良さなどを条件にして買います。
例えば、
@業績が伸びている
APERで見て割安
Bチャートの形が良い
という理由で株を買ったとしましょう。
買った後に「業績の見通しの下方修正があった」らどうしましょう?
この場合、@の前提が外れたと考えられます。
業績見通しの下方修正にも理由がいろいろありますよね?一時的なものだとしたら問題ないですが、本業の調子にかげりが出てきたら警戒する必要があります。
基本的に、
業績の良さを理由に株を買った場合、下方修正をされたら売るこれが基本になります。
PERについては、株価が上昇したり、業績が悪化したりすると、数値が上がってしまいます。
すると、割安感が薄れます。この場合も売りのタイミング!
また、チャートの形のよさで株を買ったのであれば、その形が崩れた時点で売ることを考えましょう。
例えば、株価が移動平均線を割り込んだ、移動平均線が下向きになったことが起きれば、チャートの形の良さという前提が外れたことになります。
ただしチャートは基本的に短期〜中期を見るものですので、
長い目で投資するなら、チャートの形がどうなろうと、業績や割安さの前提が崩れない限り保有し続けることも一つの手です。