スキンケア大辞典【看護師サポートナビ】

湿潤・浸軟のケアの方法

湿潤・浸軟のケア

湿潤・浸軟のケアは、
まず原因となっている水分と、皮膚との接触を避けることが大切です。

 

そして、保湿と保護によって皮膚状態を改善していきます。

湿潤・浸軟のケアの方法

浸軟のケアでまず大切なことは、
原因(水分)との接触をなるべく避けるようにすることです。

 

いくらケアを行っても、
原因が除去、或いは軽減されない限りは、
皮膚状態は改善しないでしょう。

 

たとえば、術後創が原因となっている場合は、
処置回数やガーゼ交換の回数などによって
滲出液をコントロールすることが必要です。

 

便や尿などの排泄物が原因の場合は、
オムツの種類や交換回数によって
湿潤環境の改善を図ることが必要です。
また、失禁の予防も必要です。

 

このように、原因となっているものを除去したり、
軽減することができるように工夫してケアすることにより、
原因との接触時間を短縮することができるようになり、
湿潤・浸軟を防ぐことができるようになります。

 

そして、浸軟部の環境の見直しをした後は、
スキンケアを実施し、肌を保湿し、保護していくことが必要です。

 

浸軟もドライスキンも、
その状態になると、外的刺激を受けやすくなるという点では
同じような肌状態になっていますから、
スキンケアの基本が、機械的刺激を与えないという点でも同じです。

 

湿潤・浸軟のケアの際は、
浸軟部位の水分を軽く押さえるようにして拭き取り、
保湿ローションやクリームなどを塗ります。

 

このとき、保護クリームは撥水性のものを選び、
皮膚と水分との接触を防ぐことが必要です。

 

ただし、浸軟している皮膚にワセリンを塗ると、
皮膚の角質層にある余剰水分が体外へと蒸散できなくなり、
角質層の水分量が増え、浸軟を悪化させることになります。

 

このような状況にならないように注意することが必要です。


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