スキンケア大辞典【看護師サポートナビ】

剥離剤

剥離剤

剥離剤は、医療用テープやドレッシング材の剥離刺激から、
皮膚を守るためのものです。

 

剥離剤を使うことによって、
接着剤を溶解したり、軟化させることができ、
皮膚を緊張させずにテープやドレッシング材をはがすことができるので、
表皮剥離のリスクを減らすことができます。

 

剥離剤は、粘膜剤部分に直接しみこませて使用します。

 

剥離剤の選び方

 

剥離剤には、石油系や植物性油脂系、水溶性油剤がありますが、
基剤による機能の差はほとんどないため、
どの剥離剤を使っても、あまり大きな違いはありません。

 

ただし、アルコールを含んでいる製品と、
アルコールを含んでいない製品があります。

 

アルコールにアレルギーのある人に使う場合は、
注意しなければなりません。

 

また、アルコールの刺激は、炎症を起こすこともあるので、
ドライスキンや皮膚トラブルを起こすなどしている皮膚や粘膜、
創面にはなるべく使用しないほうがよいでしょう。

 

剥離剤の使い方

 

剥離剤は、医療用テープやドレッシング材などによって、
皮膚が表皮剥離を起こす危険性がある場合に使用します。

 

高齢者の皮膚は弱くなっていることが多く、
ちょっとしたことでも皮膚がむけてしまうなどします。

 

たとえば、服の着替えや、身体を拭く清拭などでも、
皮膚がむけてしまうことがあるほどです。

 

ですから、テープなどは、剥離剤を使って、
慎重にはがすことが必要です。

 

剥離材を医療用テープやドレッシング材などに
粘着材面にしみこませて、
柔らかくなってきたら引っ張らないようにして、
少しずつはがしていきましょう。


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