スキンケア大辞典【看護師サポートナビ】

創傷の種類

創傷の種類

皮膚が外的、または内的要因によって損傷された
「きず」のことを創傷といいます。

 

もう少し詳しく分けると「創傷」は「創(鋭利なもので切ってしまったというような
切り口のある開放性の傷)」と、
「傷(打撲したときのような切り傷のない閉鎖的な傷)」があります。

 

そして、創傷には、「切創」、「挫創」、「刺創」、「裂創」、
「擦過創」、「剥離創」、「熱傷」、「褥創」などが
主なものとしてあげられます。

 

切創: 刃物などで切れたときにできる創のことです。

 

挫創: 皮膚がつぶされて擦れたように挫滅した傷のことです。

 

刺創: 針を踏んだときや刺したときにできる創のことです。

 

裂創: 皮膚が裂けてできる創です。

 

擦過創: 皮膚を擦ったときにできる創です。

 

剥離創: 皮膚が断裂されずに皮膚や皮下組織と筋膜との間が剥離したものです。

 

熱傷: やけどのことです。

 

褥創: 床ずれのこと、褥瘡のことです。

 

 

このように創傷にはさまざまな種類があります。

 

しかし、種類に関わらず、正常な創傷では、
治癒にいたるまでの過程はどれも同じです。

 

ですが、皮膚の損傷が真皮層まで達していない「浅い創傷」か、
真皮層よりもさらに下の部分まで到達している「深い創傷」かによっては、
治癒にかかる時間や、治癒後の状態が変わってきます。

 

ですから、患者さんの創傷が、どのようなもので、
どのようなケアが最もよい状態になるのかを予測し、
見極めることがとても大切です。

 

治癒過程の分かれ目としては、
表皮化できる細胞の有無がポイントです。

 

つまり、表皮化のメカニズムをきちんと理解しておくことが
適切なケアを行うための基礎となります。


ホーム RSS購読 サイトマップ